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仙代千歳のブログです

第100回夏の高校野球・決勝戦終了!

史上最多の56校が出場した第100回全国高等学校野球選手権記念大会が今日、終わりました。

決勝は、二度目の春夏連覇を目指す北大阪代表の大阪桐蔭と東北勢初優勝を目指す秋田代表の金足農の戦いで、どちらが勝っても歴史に名を残す注目の決勝戦でした。

結果は、金足農 2-13 大阪桐蔭 という大差で大阪桐蔭が勝ちました。

まず、この大会は世界的な酷暑の中で始まり、夏の大会としては初めてタイブレーク制を導入した大会だった事もあり、例年以上に選手の健康を考えさせられる大会になりました。

また、夏の大会としては平成最後の大会である事。深紅の大優勝旗が新調された最初の大会である事。タイブレーク制初導入の大会である事など、終わりと始まりが混雑した節目の大会だったと思います。

第1回大会で準優勝したのは秋田の高校だったそうで、第100回大会で再び秋田代表の金足農が準優勝した事も、大会の始まりとその歴史を思い起こさせる事になりました。

さて、ここから私らしく、この大会をオカルト的に解釈していきます。

この大会で一番注目されたチームは、準優勝の金足農でしたが、大会唯一の農業高校が注目された事、2-13という大差で負けた事は、農業を軽んじている現代の日本社会を象徴していると思いました。

否応なく健康を考えさせられた大会であり、農業を中心とした健康的な社会に再び回帰する。そんなメッセージが見えた大会でした。

勝戦が終わった後、甲子園の空に虹がかかり、閉会式が終わった後には雨が降ったのが、この印象的な記念大会の締めくくりでした。酷暑の夏でしたから、まるで恵みの雨のようでした。
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103年の歴史の中で、戦争があり、高度経済成長があり、新幹線開通やコンピュータシステムの普及、ネット社会、AI人工知能の登場と目まぐるしく社会は発展してきました。社会の進歩はそのままに、103年前の生活を振り返り、置き忘れた大事な物は取り返しに行くという時期なのだろうと思いました。