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仙代千歳のブログです

LGBTについて

(1)同性愛は自然に反しているか?

キリスト教徒(特にカソリック)が同性愛者を差別し、迫害する時に必ず言う事が「同性愛は自然に反しているから間違っている。」という王道の理屈がある。

まず、おまえごときが自然を語るなと言いたいのだけど、そんな風に喧嘩腰に話しても無知な人は理解しないので、ちゃんと説明します。

結論から言うと、人間にとって同性愛(両性愛含む)は自然に反してないし、むしろ有ってしかるべき存在なのです。

神様は地球上に人間だけを生かしている訳ではありません。イエスは「産めよ増やせよ地に満ちよ」と言ったといいますが、もし本当にイエスがそんな事を言ったのなら相当な間抜けです。人間が際限なく増えたら、他の生物が減少するではないですか。中には絶滅する種も出てきます。地球上で人間が住める数には上限があるのです。

人間の全部が異性愛者なら人口が増えすぎてしまいます。神様は人間が人口を調節しやすいように、同性愛者や両性愛者をわざわざ作っているのです。

つまり、人口が増えたら同性愛者が増えてくるし、逆に人口が減って来たら同性愛者は少なくなる。人間という種はそのようにできているのです。人間以外の動物や虫の世界にも同性愛はありますが同じ理由です。

では何故、人間一人が産める数に制限をつけて、異性愛者だけで丁度いい数が産まれるようにしなかったのか?
それは、天変地異などで大量に人が死ぬ事もあるので、産める数に制限があれば不測の事態に対応できないからです。

同性愛者だって子供を作る事はできます。神様は生殖機能はあるけど生殖しない人をわざわざ作っています。人間は増えもせず、減りもせず、天変地異などの急激な人口減少にも対応できる。神様はそこまで考えて人間を作っているのです。

ここで、何故に私が最初に『無知な人は』と書いたのかを説明しよう。

人間の意識の下には無意識があるのは多くの人が知っていると思うが、その無意識の下にも人類が共有している意識領域があるのです。

仏教「九識」
1.眼識(げんしき)
2.耳識(にしき)
3.鼻識(びしき)
4.舌識(ぜっしき)
5.身識(しんしき)
6.意識(いしき)
7.末那識(まなしき)
8.阿頼耶識(あらやしき)
9.阿摩羅識(あまらしき)
※宗派によっては、阿摩羅識は阿頼耶識の清浄無垢な側面であるとして独立の識とは考えず「八識」としている。

八識の阿頼耶識(あらやしき)、九識の阿摩羅識(あまらしき)が共有領域です。
阿頼耶識=普遍的集合無意識
阿摩羅識=神意識 

阿頼耶識(あらやしき)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%A0%BC%E8%80%B6%E8%AD%98
阿摩羅識(あまらしき)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E6%91%A9%E7%BE%85%E8%AD%98

また、ユングが提唱した集合的無意識阿頼耶識の事だと思う。
http://fromes.info/shinri1-yung/2muisiki.html

他人が見た夢と同じ夢を見る事があるのは、人類が無意識の下の集合的無意識で情報を共有しているからです。

また、人口の増減で同性愛者が増えたり減ったりするのは、人類が集合的無意識で情報を共有し、調節しているからです。

それから、最初の方で私が『人間にとって』としたのは、魚類や植物には環境や状況によって性転換する種があるし、雌雄合一の物も少なからずあるからです。
https://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/024/ss_2.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E8%BB%A2%E6%8F%9B

 

(2)同性愛は病気か?

(1)で説明した通り、私は同性愛は自然であるし、病気でも異常でもないと思っています。男が好きか女が好きかは単なる好みの問題です。

しかし、世の中には、自分で自分の事を病気と称して医者に頼んで魚類のように性転換する人がいます。

LGBTのT=トランスジェンダー性同一性障害)という人です。

※LGBTの意味は自分で調べてください。また、LGBTとは大きな括りの分類で、実際はもっと多様であると思う。

私はLGBは認めていますが、Tは認めていません。しかし、Tを認めないといっても性転換した人を差別する気持ちはありません。あの人たちは必要ない事をしてしまっただけで、悪いことをした訳ではないのです。

これから性転換しようとする人はよく考えて欲しい。医者がオカマやオナベに優しいのは、それが儲かるからで、本当は何も理解していないのです。理解していたら病気だの障害だのと言う訳ないのです。

それに、同性愛を病気だとして理解している風の方々が、手術をしたがる医者と手を組んで性転換をすすめているのだから、罪深いのは性転換者ではなく、こういったニセ理解者たちです。

ニセ理解者たちは人間を強引に男か女に分類し、理想的なカップル像を押しつけて安心しているのですが、彼らは男にも女にも分類できない両性愛者の事は未だに全く理解していません。

 

(3)同性愛者は少数派か?

日本や欧州では人口が少しづつ減ってきてるようですが、世界規模で見ると人口はまだ増えてるそうです。そうすると、同性愛者が増える傾向はまだまだ続く事になります。しかし、最近は同性愛者でも医術に頼って子供を作る人がいるので、人口の増減だけでは計れなくなってるかも知れません。それに、今は次元上昇を向かえる前段階ですから、同性愛者を増やして価値観の変革を計る時です。価値観の変革を終えるまでは、人口の増減に関わらず同性愛者は増えると思います。私は同性愛者はいずれは五割を越えると思ってます。

しかし、一つの懸念があります。水瓶座時代に入って価値観が変化して、同性愛者にとっては生きやすい時代になって来てますが、まだまだ魚座時代の感覚が抜けずに人間を男か女に分類しようとする人が多いのが実状です。しかも、同性愛者の中にも、自分は女だとか男だとかいって性転換をし、どっちかに分類するのだから困ったものです。

本当は、こういう話をするのは早いかなと思ったのだけど、性転換者が今後も増えて、後々後悔する人が増えると思うと、言っといた方がいいと思うので書いときます。

私たちは魚座時代の二千年の間、男に生まれたり女に生まれたりしながら、男性性とは何か、女性性とは何かを学んで来ました。しかし、もう、それはいいのです。そろそろ、もう一段上の段階に上がるのです。

世の中には器用な人がいて、男に生まれた時には男らしく、女に生まれた時には女らしく振る舞う人がいるんですが、なんでそんなに極端に変われるのかわかりません。人間は男も女もそんなに変わらないはずで、コロコロ変わる必要はないんです。どっちに生まれてもあまり変わらない人っていうのが、本当は理想的です。

この辺が私が大方の宗教と意見が違うところです。釈迦の教えに従って中道をいけば、中性的な生き方が正道になるんです。

ここまでの話が理解できる人は、まだ少ないと思います。次元上昇が起こると同性愛者は異性愛者より有利なのですが、多くの同性愛者が転んでしまっているのが残念です。

 

※2014年5月4日に別ブログに掲載した記事を、リンク差し替えの上、加筆修正して転載しました。